オンプレミスからArureに移行する5つのメリット
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前回のAzureの紹介に引き続き、今回はAzureに移行するメリットについてご紹介します。
Microsoft Azureとは
windowsを手掛けているMicrosoft社が提供するクラウドコンピューティングサービスです。
Azureはインターネットを介してサーバー・ストレージ・データベース・アプリケーションなど、様々なビジネスを展開する上での必要な機能を提供しています。
(参考:今更だけどMicrosoftのAzureってなに?)
5つの移行メリット
①コストが最適化できる
Azureの場合、導入に必要な初期費用はなく月額の運用費のみ になります。
オンプレミスの定額料金体系とは異なり使った分だけの従量料金体系のためコストに無駄がなくなります。
そして従量料金体系で心配される”思わぬ予算超過“も未然に防げる上限設定機能を使ってコントロールすることができます。
②安定かつ柔軟な稼働ができる
Azureは拡張性が優れているため急なサーバー負荷が発生した場合、即座にそれに耐えうるサーバーのリソースを変更することができます。
オンプレミスの場合は即時性がないため急な負荷発生時では”サーバーにアクセスできない””読み込みが遅い”などの事象に繋がります。
またサーバー負荷を予め予測して事前にリソースを増強しておく手段もありますが、負荷が下がった際にはコスト高な状態になってしまいます。
結果的にAzureではその場の需要に合わせた柔軟な稼働が可能になります。
③ビジネススピードに合わせて最新の機能が使える
AzureはAWSに次いで 世界第2位のシェアとなっており、急成長を遂げているクラウドプラットフォームです。
Microsoft社がクラウド事業に投資・注力しているため次々と最近の機能や業種・業界に特化した機能がリリースされております。
そのためユーザーはビジネス規模に応じてオンプレサーバーを増強する必要なく、使いたいときに必要な分だけAzureの最新機能を利用することができます。
(参考:Cloud Provider Market Share Trend)
④セキュリティレベルが高い
Azureのセキュリティレベルは他社クラウドサービスと比較してもとても高く、米国政府など機密性の高い情報を取り扱う機関へもサービス展開しております。
サイバー攻撃対策やネットワークセキュリティ対策など多くのソリューションが提供されており、ユーザー側で組み合わせてセキュリティ対策を講じることができます。
⑤災害に強い
Azureのデータセンターは世界中60箇所以上に設置されており、それぞれが相互に接続して運用管理しているため災害対策に強い環境となっております。
もし災害で一部のデータセンターが稼働できない状態になったとしても、他の地域のデータセンターでバックアップやリカバリーが可能です。
まとめ
今回は「オンプレミスからArureに移行する5つのメリット」についてご紹介しました。
Azureは近年シェアを急拡大している通り便利な機能が次々にリリースされ、ユーザー側で自由に組み合わせて使うことができます。
またアクセスできる権限の範囲を設定したりプロジェクト毎に請求を分割したりと、使い勝手がよくオンプレミスと比較してシステム管理者の工数削減にも繋がるかと思います。
クラウドサービスは『Azure』と『AWS』で頻繁に比較対象となりますが、細かい違いはあるものの概ねこのどちらかを選択すれば機能的に不足することはないと思われます。
(参考:AWSとAzureはどっちがいいの?)
オンプレミスからの移行を検討する中で参考になれば幸いです。
※Amazon Web Services(AWS)および記載するすべてのAmazonのサービス名は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※Microsoft Azureおよび記載するすべてのMicrosoftのサービス名は、Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
今回のコラムに関連のある資料
クラウド(Azure)移行支援サービス資料
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