現場と本部の情報共有を円滑にするセキュアなシステムを構築 【探偵事務所様】
大手探偵事務所様
探偵業
- クラウド活用
- サービス業
- システム開発
- 工数削減
- 業務改善
プロジェクト概要
現場と本部の情報を伝達・共有するセキュリティレベルの高いシステムを構築しました。
拠点は国内数十か所に及び100人以上の調査員を有している探偵事務所様です。
1つの案件に対して複数の調査員が携わりながら正確な調査活動を行うに当たって下記のような課題がありました。
主な課題
- 電話による連絡手段が多く、伝達ミスが発生している
- 同案件の複数調査委員による引継ぎが煩雑で工数を要する
- 調査委員の携帯端末のセキュリティ対策に不安がある
- 報告書作成に必要な工数が重たくて後回しになる
システム要件
- 本部並びに調査員間の伝達ミスを最小限する
- 引き継ぎや調査資料作成の工数を削減する
- 一定期間試験的な運用ができる
- システムを利用する人数の増加に対して迅速に対応ができる
- 上記を満たしたセキュリティレベルの高いシステムを構築
- 利用者は70~140名程度、アクセス数は4750,00回/日を想定して構築。
システム構成図
開発ツール・環境など
- AWS
- Java
- Nginx
- Tomcat
- Spring Boot
- Redis
開発体制・期間など
- 体制:
統括PM:1名
MEM:1名 - 期間:3か月
設計・運用のポイント
- 試験的運用によるPDCAを細かく繰り返すことで完成度を向上させた。
- アクセス権の細かな設定により、必要な情報だけを必要な部門のみが確認できるよう対応。
- 現場の使いやすさを最重視したシンプルなUI設計。
導入効果
伝達ミスの大幅削減
忙しいところ現場でも文字ベースの報告により調査員の報告漏れや聞き間違いなどの伝達ミスが大幅に減った。
伝達対応コスト28%削減
チャット形式を採用することで迅速かつフレキシブルなコミュニケーションが可能に。 またログを確認することで情報を共有する側もされる側も、場所・時間の制約なく共有がなされ伝達コストの削減に繋がった。
セキュリティの不安解消
クラウドにおける情報セキュリティ対策はもちろんのこと、携帯電話の紛失時に強制シャットダウン等のデバイス管理も実施。