スマートスピーカー専用コンテンツ配信システムを構築 【通信事業者様】

スマートスピーカー専用コンテンツ配信システムを構築 【通信事業者様】

通信事業者様

情報通信業 連結46,000名

  • IT・情報通信業
  • クラウド活用
  • システム開発
  • 新規事業
サービス名:コンテンツ配信システム

プロジェクト概要

スマートスピーカーのプロトタイプとしてクラウドを活用した対話型によるコンテンツを配信するシステムを構築しました。

セキュリティ、自然災害を考慮したシステム構成の検討段階から、AIプラットフォームと連携するためのwebAPIやCMSの構築、リリース後の保守運用まで一気通貫でプロジェクトに参画しております。

開発の背景

  • 大手通信事業者様が独自でスマートスピーカーを開発。
  • 今後のユーザー拡大に伴い利便性向上のためコンテンツの拡充が急務となっている

システム要件

  • エンドユーザに提供する対話型コンテンツを拡充する方針
  • 対話型コンテンツとしてニュースやオーディオブック、クイズなどの配信を希望
  • ユーザーの問いかけに応じて、ニュースやオーディオブックがインタラクティブに配信される
  • 音声データは定期的に最新のデータへの入れ替えが発生するため、利便性の高い配信管理の仕組みが必須
  • 配信される音声データはコピーガードなどコンテンツホルダーの権利保護についても考慮が必須

システム構成図

スマートスピーカー専用コンテンツ配信システムの構築のシステム構成図

開発ツール・環境など

  • Amazon Alexa
  • Google Home ( Google Assistant )
  • LINE Clova Wave ​
  • AWS

設計・運用のポイント

  1. AIプラットフォームと連携を行うWeb API
    • 対話シナリオの設計を実施、その対話シナリオに対応するためのWeb APIを構築、キャリア様のAIプラットフォームとの連携を実現
    • Web APIをサーバレスアーキテクチャとしたことで保守運用やランニングのコストを削減したうえで高い耐障害性と可用性 を実現
  2. ストリーミング配信 ・スマートスピーカーへの音声データの受け渡しはストリーミング配信の形式
    • ストリーミング配信にはクラウドのCDNを採用することで配信の安定と急激なアクセス上昇にも対応可能とした
  3. ストリーミング変換
    • コンテンツ管理システムを経由してアップロードされた音声ファイルを、下記フォーマットで暗号化されたストリーミング 形式(HLSe)に変換。音声データを提供したコンテンツホルダーの権利保護を実現
    • ストリーミング形式…HLSv4 ・暗号化形式 …AES-128
  4. コンテンツ管理システム(CMS)
    • 専用のコンテンツ管理システムを構築することで、配信する音声データの配信管理を実現
    • 日時を指定しての配信の予約や、緊急時の配信停止やデータの差し替えなどを可能とした

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